お母さんの食べ物によっておっぱいの味はちがってきます。赤ちゃんにも好き嫌いがあります。
どんな食べ物が好きなのでしょうか?和食のさっぱりとした味のおっぱいが好きな赤ちゃんが多いです。
「食べ物さんありがとう」川島四郎著(朝日文庫)によると年齢に応じてとるのが正しい食事(P35)、歯の数にあわせて取るのが正しい食事(P38)という項目があります。
年齢に応じた食事とは---歳相応、食べ物を会得する力に応じて食べるという事です。自然界の中に体一つで放り出されたとして、その年齢の力量で何が採れるか、その能力に合わせてたべるという
ことです。特にねんねの時はこってりの食事が続くと、イヤイヤをしてぐずったりして、おっぱいの出が悪いのかと心配になることもあります。
お母さんがさっぱりした食事にしているとごくごくおいしそうにのむようになります。
歯に応じた食べ物とは---人間には3種類の歯が32本あります。上の片側だけを例にみると前から野菜や果物をかじる切歯が2本、肉をかみ切る犬歯が1本、奥にコメなど穀類を噛み砕く臼歯が5本
並んでいます。これらのバランスに応じて食事を取ると野菜や果物を2、肉を1、穀類5の割合で食べるのがしぜんということです。
このバランスは赤ちゃんのためだけではなく、大人にとっても生活習慣病を予防し健康のためのしょくじなのです。
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